「iFOREXではスキャルピングが禁止って聞いたけど、本当なの?」「数秒〜数分で超短期売買したいのに、規約違反で口座凍結されるって噂も…」「どうしても高速連打のトレードがしたい場合、どんなリスクがある?」――
FXトレードをするうえでスキャルピング(超短期売買)を好むトレーダーにとって、iFOREXでの取引可否は気になるところでしょう。
海外FXの多くはスキャルに寛容なイメージがある一方、iFOREXには「スキャル禁止」「高速連打を嫌う」などの声があり、実態を知らずに突撃すると想定外のトラブルや口座凍結に遭遇するリスクも否定できません。
本記事では、「iFOREXでスキャルピングは可能なのか、禁止なのか」をめぐる公式見解とユーザーの口コミ、さらに「なぜ禁止とされることが多いのか、その理由」を深掘りし、メリット・デメリットや他社比較、リスク管理のポイントまで網羅的に解説します。
「数秒決済でもOKなの?」「アービトラージとの線引きは?」といった不安を解消し、iFOREXを正しく理解したうえでスキャル派に向いているかどうかをぜひ判断してみてください。
- 1. はじめに
- 2. iFOREXの基本情報
- 3. スキャルピングとは?超短期売買の基礎知識
- 4. iFOREXはスキャルピング禁止?公式見解とユーザー事例
- 5. スキャルを行うメリット・デメリット in iFOREX
- 6. 実態調査:iFOREXで短期売買しているユーザーの口コミ
- 7. なぜiFOREXはスキャルピングを嫌うのか?禁止の理由
- 8. 他社比較:iFOREXとスキャルOKの海外FX業者との違い
- 9. どうしてもiFOREXでスキャルしたい人向けの注意点
- 10. スキャルの代替策:iFOREXで使える短期売買戦略
- 11. リスク管理:ハイレバ時のロットコントロールと損切り徹底
- 12. まとめ:iFOREX(アイフォレックス)でスキャルピングはできる?
禁止の理由総括 - 13. 免責事項・リスク警告
- 14. 参考
1. はじめに
海外FXでは一般的に「スキャルOK」を謳うブローカーが多いものの、iFOREXのように独自のプラットフォームを採用する業者は時に「スキャルを好まない」姿勢を示すことがあります。
スキャルピングとは、数pipsの利幅を狙って数秒〜数分で売買を繰り返す手法で、ハイレバ×スキャルで一気に資金を増やす可能性がある一方、高速連打によるサーバー負荷やアービトラージのような不正に繋がりやすい面もあるため、ブローカー側が嫌うケースもあるのが実情。
本記事では、iFOREXがスキャルをどう扱っているのか、禁止や制限がどんなところで発動するのかを明確にし、「短期売買を希望するトレーダーにとってiFOREXは適切か?」の答えを導きます。
2. iFOREXの基本情報
2-1. 運営会社・ライセンス(BVIなど)
iFOREXは、1996年に創業された海外FX業者としては老舗クラスの一つ。
BVI(英領ヴァージン諸島)などのライセンスを取得していると公表し、分別管理による顧客資金保護などを実施しています。
日本の金融庁規制ではないため、ハイレバや海外FX特有のボーナス制度などが利用できる一方、国内FXとは異なるリスクや投資家保護制度になる点を認識しておきましょう。
2-2. 独自プラットフォーム(MT4非対応)
- iFOREXではMT4/MT5が使えず、独自のWebTraderやFXnet Viewerを採用
- EA(自動売買)やカスタムインジが利用できず、裁量トレード中心
多くの海外FXがMT4/MT5を標準搭載しているなか、iFOREXは独自路線を維持。「プラットフォームがシンプルで初心者向き」と評価する声がある一方、「MT4に慣れたユーザーには不便」とも言われます。
スキャルピングをする上での約定速度や操作性には大きく影響する要素です。
2-3. レバレッジ・スプレッド・サポートなどスキャルに影響するスペックの概要
- レバレッジ: 最大300〜400倍と言われる(銘柄・残高で変動)
- スプレッド: 1.0〜2.0pips程度が多く、ECN口座のように極端に狭くはない
- サポート: 24時間日本語対応を謳い、チャットや電話で質問可能
スキャルでは「狭スプレッド」と「高速約定」が命綱と言われますが、iFOREXのスプレッドは決して狭い部類ではなく、超短期売買に向かないとの意見が見られます。
また、ボーナスにロット要件や出金制限があるため、短期回転売買でボーナスを消化できずトラブルになった例も。一方、「サポートが丁寧」と評価する口コミも多く、緊急時の問い合わせ対応は良好と評判です。
3. スキャルピングとは?超短期売買の基礎知識
3-1. スキャルの定義:1回数pips~数十pips、保有数秒~数分
スキャルピングは、数pips〜数十pipsの利幅を狙って、数秒〜数分という超短い保有時間で売買を繰り返す手法です。
一日のうちに十数回以上エントリー・決済を行うことも珍しくなく、「ハイレバレッジ」と組み合わせれば少額資金でも短期に利益を積み重ねられる潜在力があります。
3-2. 海外FXでスキャル禁止・制限を設けるブローカーもある理由
- サーバー負荷が高まる:超高速連打注文が業者のシステムを圧迫
- アービトラージ的な不正取引の温床になりやすい
- ブローカーがNDD方式を謳っていても、LPとの価格配信遅延で損失を被るリスクを嫌がる
「スキャル」がすべて禁止というわけではありませんが、数秒決済や高速連打が激しいとブローカー側が「アービトラージかもしれない」とみなし、規約違反の可能性を疑われることが多いです。
3-3. ハイレバ×スキャルの魅力とリスク
- 少額でも数pipsの利幅で高額利益を狙える → ハイリターン
- 逆行で数pipsロス→口座破綻があり得る → ハイリスク
海外FXといえばハイレバが魅力ですが、スキャルのように売買回数が多い手法では、スプレッドコストやスリッページが地味に積み上がり、勝率を下げる一因になります。
「iFOREXの独自プラットフォームがスキャルに十分対応しているか?」「禁止にならないか?」――これらの疑問が生じるわけです。
4. iFOREXはスキャルピング禁止?公式見解とユーザー事例
4-1. 公式サイトの規約で「スキャルピングは禁止」と明記しているか
iFOREXの利用規約やTerms and Conditionsを確認すると、「デイトレードはOKだけど、極端に短期間の取引(スキャルピング)は原則禁止」という文言が掲載されていた時期があります。
つまり、明確に「スキャル禁止」と書かれていることが多い海外FXの中で、iFOREXも同様のスタンスを取っている可能性が非常に高いです。
最新状況では公式サイトが更新されることもあるため、開設前に必ず「規約」を読み込んで確認するのがおすすめです。
4-2. 過去のユーザー報告:スキャルで口座凍結された例はある?
- ネット掲示板やSNSで「数秒決済を連打したら口座凍結」「アービトラージ疑惑で精査された」等の書き込みが散見される
- 一方、数分〜数十分のデイトレレベルなら問題ないという意見も
完全に「数秒単位の超高速売買」を続けると、iFOREXが規約違反とみなして凍結や出金保留に進むリスクがあるようです。
一方、「短期売買だが、数分〜数十分のホールドなら特に指摘されなかった」という例もあり、あくまで「極端な秒スキャ」や「高速連打」がグレーゾーンといえるでしょう。
4-3. iFOREXが嫌う「短期決済」「高速連打」「アービトラージ」の線引き
- 1~2秒ごとの注文連打、数秒保有で利益抜き → システム負荷やLPとの価格差悪用疑い
- アービトラージ:他業者との価格差で瞬時に稼ぐ行為 → 厳格に禁止
「スキャル禁止」といっても、数分〜数十分の保有なら「デイトレ」に近い範疇として黙認されることが多い模様。
しかし、数秒保有で連続注文を大量に行うと、高速取引による規約違反と見なされるリスクが高いため、注意が必要です。
5. スキャルを行うメリット・デメリット in iFOREX
公式にはスキャル禁止とも言われつつ、「短期売買は多少やっても大丈夫では?」という声もあり、実際のところはグレーゾーンなiFOREX。
ここでは、もしスキャルを試みるならどんなメリット・デメリットがあるか整理します。
5-1. 【メリット】ハイレバで少額資金を効率的に増やせる(最大400倍)
- 国内FXの25倍を大きく上回る → 数pipsでも十分な利益
- 少額スタートで爆発的リターンを目指すのに向いている
海外FXの醍醐味であるハイレバ(iFOREXでは300〜400倍)を活かし、数pipsのスキャルでもリターンを大きくできるのがメリット。
もちろんその分リスクも膨れ上がるため、損切りやロット管理を甘く見ると即ロスカットになりかねません。
5-2. 【デメリット】独自プラットフォームはMT4系EAが使えない、スプレッド広め
- iFOREXはMT4/MT5が不可 → EAでの自動スキャル難しい
- スプレッドが1.0〜2.0pips前後 → ECN系に比べると負担大
「秒スキャ」など超短期売買はスプレッドを極限まで抑えたいところですが、iFOREXのスプレッドは決して狭くはありません。
さらに、自動売買やカスタムインジが豊富なMT4を使えないため、裁量スキャしか選択肢がないのが痛手になります。
5-3. 「そもそも禁止リスクがある?」一瞬の取引連打は凍結の可能性?
最大のデメリットは「スキャルピング行為そのものが規約で嫌われる」という点。
「数秒〜数十秒」で大量に注文連打する形のスキャルは、アービトラージ疑惑や高速取引としてブロックされる事例も報告されており、**安定的にスキャルできる業者ではない**と言えます。
6. 実態調査:iFOREXで短期売買しているユーザーの口コミ
では、iFOREXを実際に使っているトレーダーは短期売買をどう評価しているのでしょうか。ネット上の口コミから見える実態を紹介します。
6-1. 「数分~数十分のデイトレは問題なかった」という声
- 「数分〜数十分程度の保有なら警告されない」との報告が多数
- デイトレに近いスタイルであればグレーゾーン回避?
「秒スキャ」レベルでなければ、iFOREX側から明確にクレームや規制が入らなかったという口コミが多く、「数分〜1時間程度の短期売買」は実質的に行えているようです。
つまり、**“デイトレと呼べる範囲”**なら大抵はセーフとみなされる傾向があるのかもしれません。
6-2. 「数秒レベルの超高速連打は規約違反とみなされる可能性」
- 「数秒以内に決済を繰り返したらアカウント精査された」という報告
- 「アービトラージと疑われたかもしれない」というユーザーの声
一方で、「秒スキャ」と呼べる行為を続けると、口座凍結や警告が来た事例もあるようです。
特に「複数業者との価格差を突くアービトラージ」や「超高速連打でサーバーに負荷をかける」形がより危険視される模様。
6-3. 出金拒否や規制につながりやすいのはアービトラージのような不正手法か
- 「出金できない」と叫んでいる人は規約違反(アービトラージやボーナス悪用)のケースが多い
- 普通のデイトレ〜スイングでは問題なく出金成功の報告が多い
結局、「秒スキャ」や「高速連打」は不正取引と紙一重という点から、iFOREXに限らず海外FX各社が嫌う傾向にあり、「スキャル禁止」と公式に書かれている場合もあります。
それを無視して過剰に短期売買を行うと、出金時に精査されるリスクが高まることは認識しておきましょう。
7. なぜiFOREXはスキャルピングを嫌うのか?禁止の理由
では、iFOREXが「スキャル禁止」の姿勢を取っている(と言われる)理由は何でしょうか。
ここでは、海外FX業者がスキャル嫌いになる背景を整理します。
7-1. iFOREX独自プラットフォームのバックエンド・LP構造 → 高頻度注文が負荷になる?
- 多くの海外FXがMT4/MT5+NDD方式で多数のLPと接続
- iFOREXは独自プラットフォーム → サーバー負荷をコントロールする仕組みが異なる?
一般に、数秒レベルで高速取引が頻発するとブローカーはLPにオーダーを通しきれず、価格ずれや約定拒否が増えがち。
iFOREXが自社システムを守るため、「秒スキャ」を規約違反とみなしているとも推察されます。
7-2. 安定サポート・分別管理コストを考えたリスク管理上の理由
- スキャルが激化すると想定外のリクオートやLP価格ミスマッチが発生 → ブローカー損失リスク
- ユーザーサポートへの問い合わせ急増 → 運営コスト増大
日頃から24時間日本語サポートを維持しているiFOREXにとって、スキャル派の頻繁な約定トラブルや問い合わせ対応は大きな負担となりかねません。
「禁止」や「注意喚起」で短期連打を抑制している面もあるでしょう。
7-3. ボーナスロットの不正消化やアービトラージの蔓延を防ぎたいブローカー事情
- 数秒決済を連打 → ボーナスロット要件を悪用して早期達成
- 他社との裁定取引(アービトラージ)を秒単位で繰り返す → iFOREXが大きく損失する恐れ
スキャルを禁止または嫌う業者の大半は、アービトラージやボーナス悪用を防ぐ意味合いが強いと言われます。
特にiFOREXはボーナスロットの制限が厳しいため、高速取引で一気にロットをこなそうとする行為を警戒している面があるでしょう。
8. 他社比較:iFOREXとスキャルOKの海外FX業者との違い
「スキャル禁止のリスクがあるiFOREX」と比較し、スキャルOKを公言している海外FX業者はどのような違いがあるのでしょうか。ここでは代表例を挙げてみます。
8-1. XMやExness、FBSなど「スキャルOK」を公言する業者との比較
業者 | スキャル方針 | プラットフォーム | スプレッド | レバレッジ |
---|---|---|---|---|
XM | 公的にスキャルOK | MT4/MT5 | 1.0pips前後(スタンダード)/0.0pips〜(Zero口座) | 最大888倍 |
Exness | スキャルOK | MT4/MT5 | 0.0〜0.3pips(Zero口座)+手数料 | 無制限(条件次第) |
FBS | スキャルOK | MT4/MT5 | ECNで0.0pips〜+手数料 | 最大3000倍 |
iFOREX | 公式規約上はスキャル禁止の記載あり 実質グレーゾーン |
独自プラットフォーム | 1.0〜2.0pips程度 | 300〜400倍 |
こう比較すると、iFOREXだけが「独自プラットフォーム」「スキャル禁止」傾向という違いが浮き彫りに。「超短期売買」を堂々とやりたいなら、XMやExnessなど他社を選んだほうが安心と考えるトレーダーは多いです。
8-2. スプレッド、約定速度、プラットフォーム対応、ボーナスの違い
- スキャル重視ならMT4/MT5+ECN口座で超狭スプレッドを選ぶのが一般的
- iFOREXは独自ツール+スプレッド広め+スキャル禁止
短期派にとってはiFOREXの独自プラットフォームは慣れづらく、スプレッドも負担が大きいのが現実。
加えて「禁止リスク」があるなら、**スキャル目的**で選ぶメリットは薄いといえます。
8-3. iFOREXは「長期向き・CFD豊富」だが「超短期スキャル」には不向き?
「iFOREXはCFD銘柄が豊富で、中長期投資をメインに据えるトレーダー向き」という評判が多数。「数秒決済」を求めるなら他社を検討する方が安全と考えられます。
実際、海外FXで「スキャル」をメインにするなら「スキャル公認」を明確に掲げるブローカーを選ぶのが無難です。
9. どうしてもiFOREXでスキャルしたい人向けの注意点
それでも「iFOREXが好きで、ここで短期売買をしたい」という人もいるかもしれません。
ここでは、リスクや注意点を挙げ、可能な限りトラブルを回避するための対処法を紹介します。
9-1. 超高速連打を避け、1回数分以上の保有を心がける
- 秒単位のエントリー&決済を連打 → 規約違反の危険大
- 数分〜数十分保有のデイトレ感覚ならグレーゾーン回避?
iFOREXのスキャル禁止は、主に「超高速連打」が対象と思われます。「数秒で大量決済」といった明らかにシステムに負荷をかける行為は避け、「数分〜」程度の保有時間に抑えておけば、問題とみなされにくいでしょう。
9-2. 大きなロットやアービトラージ的行為は規約違反リスク
- 「ロットを大量に張って数pips狙い」はブローカー負担が大きい → 注意
- 他業者と価格比較して瞬時に利益を得るアービトラージは即NG
スキャルの中でも、アービトラージに近い手法はどの海外FXでも嫌われます。
「短時間で大ロットの利幅を抜く」というトレードを繰り返すと、iFOREXから要注意アカウント扱いされる恐れがあります。
9-3. 出金前にボーナス要件・トレード履歴を確認し、トラブルを回避
- ボーナス適用中 → ロット数が未達で途中出金するとボーナスが消滅
- 「スキャル取引が異常に多い」と疑われると精査される→事前に履歴チェック
出金申請前に「ロット要件や規約を満たしたか」をきちんと自己確認しておけば、「出金拒否」のようなトラブルと誤解されるリスクを減らせます。
iFOREXサポートに問い合わせる際は、トレード履歴をまとめておくとスムーズでしょう。
10. スキャルの代替策:iFOREXで使える短期売買戦略
もし「秒スキャが難しい」なら、iFOREXで使える他の短期売買戦略を検討するのも一案です。
ここでは、デイトレ〜スイングあたりを中心に、iFOREXで有効なアプローチを考えます。
10-1. スキャルほど短くないデイトレ~スイングでスプレッド負担を軽減
- 1回のトレードで10pips〜50pips程度を狙う → スプレッド2pipsでも影響は小さい
- 短期売買は数分〜数時間のデイトレ → スキャル禁止リスクを回避
「秒単位」ではなく「数分〜数時間」のホールドなら、スプレッド2pipsがそこまで致命的ではなく、iFOREX特有のスキャル禁止にも抵触しにくい。
このスタイルであれば、リスクも比較的コントロールしやすいでしょう。
10-2. CFD銘柄(株式・指数)を中期保有 → 大きな値幅を狙う
- iFOREXは株式CFDや指数が充実 → 長期投資に活用
- 数日〜数週間〜数ヶ月単位で保有 → スキャル禁止のルールとは無縁
むしろ「iFOREXは長期〜中期向き」という声が多いため、株式CFDや指数CFDを保有して大きなトレンドを狙うのが得意分野。
スキャルに比べてスプレッド負担もごく小さい割合となり、「日数」単位での保有ならブローカーも問題視しないでしょう。
10-3. 独自プラットフォームでインジケーター活用、裁量トレード中心
- MT4のようなEA自動売買は使えない → 全部裁量取引になる
- 独自ツールに用意された移動平均やMACDなど基本インジで十分に分析
「秒スキャやEA運用は不可近いが、裁量派にとっては必要最低限のインジがあれば十分」という考え方をする人もいます。
スキャルを封印してデイトレ〜スイングを裁量で回すなら、iFOREXの独自プラットフォームでも問題ないかもしれません。
11. リスク管理:ハイレバ時のロットコントロールと損切り徹底
たとえiFOREXでスキャルを行わずとも、短期売買や中期売買でもハイレバ(最大300〜400倍)を使う以上はリスク管理が欠かせません。
ここでは、ロットコントロールや損切りの基本を再確認します。
11-1. 400倍でも数pips逆行でロスカット → ロット管理必須
- レバ400倍→国内FX25倍の16倍 → わずかな逆行で維持率急落
- フルレバは危険、1回の損失を資金1〜2%に抑えるのが王道
ハイレバの醍醐味は「少額資金でも大きなポジションを持てる」ことですが、逆行すると一瞬で資金が吹き飛ぶシナリオも考慮すべきです。
特に指標発表や週明けなど流動性が低いタイミングに大ロットを抱えていると大変危険なので、リスク許容度を超えた張り方は避けましょう。
11-2. 指標前後や早朝でのスプレッド拡大を避ける
- iFOREXのスプレッドは固定ではなく変動制 → 指標や早朝に拡大
- 短期売買だと数pipsの広がりでも致命的 → 事前に経済カレンダーを要チェック
スキャルや短期売買を希望するなら、経済指標カレンダーを確認し、大荒れが予想される時間帯はポジションを持たない、あるいは余裕をもった証拠金維持率で望むのが賢明です。
11-3. 分割出金・複数口座で段階制レバの引き下げを防ぐ
- iFOREXも残高が増えればレバ引き下げ→ 1万ドル超で200倍などの可能性
- 利益が出たらすぐ出金するなど、ハイレバを維持する工夫を
海外FXでよくあるテクニックですが、口座残高が大きくなるとレバレッジが自動的に下がる仕組みがあるなら、複数口座や分割出金を活用して常に高レバを維持する人がいます。
ただし、iFOREXのスキャル禁止に触れるレベルの超短期売買を繰り返す場合、出金前に注文履歴をチェックされるかもしれない点に注意が必要です。
12. まとめ:iFOREX(アイフォレックス)でスキャルピングはできる?
禁止の理由総括
ここまで、iFOREXにおけるスキャルピングの可否や規約、禁止理由などを多角的に紹介し、さらにメリット・デメリットやリスク管理も含めて解説してきました。
最後に、主なポイントを整理しましょう:
- 公式にはスキャル禁止:
- iFOREXの規約にて「数秒〜数十秒の高速連打は原則禁止」と読み取れる文言が存在
- デイトレレベル(数分〜数時間)なら黙認される事例も
- 禁止リスクの理由:
- 超高速連打がサーバー負荷を増大し、ブローカー側に不利益
- アービトラージの温床 → 価格配信のズレを瞬時に狙われる
- ボーナス悪用(短時間でロット要件消化)を防ぎたい
- スキャルを実行するメリット・デメリット in iFOREX:
- メリット: ハイレバ(300〜400倍)で少額でも短期に大きく狙える
- デメリット: 独自プラットフォームはMT4系EA不可、スプレッド広め → 短期コストが重い
- 極端な秒スキャで口座凍結リスク → 安定してスキャルできる業者ではない
- ユーザー口コミ:
- 数分〜数十分の保有でデイトレレベルなら問題なし、とする報告多数
- 数秒決済や高速連打でアカウント精査・凍結されるケースも
- 他社比較:
- リスク管理:
- ハイレバ→ 数pips逆行でロスカット → ロット管理徹底
- スプレッド拡大の指標前後や早朝は回避
- 分割出金や複数アカウントでレバ制限を回避する方法も
結論として、iFOREXは公式上「スキャル禁止」とされる可能性が高く、超短期の数秒決済や高速連打は規約違反になるリスクが大きいと考えられます。一方、「数分〜数十分」程度のデイトレなら、暗黙的に許容されていると見るユーザーも多く、**実質的には“グレーゾーン”**といったところでしょう。
また、独自プラットフォームゆえにEA運用ができなかったり、スプレッドが広めで短期回転には負担が大きいことを踏まえると、「スキャルをガッツリやりたい」ユーザーにはあまり向かず、中期〜長期のCFD投資やデイトレ目線で使う人のほうが多いと言えそうです。
「本格的にスキャルしたい」なら、XMやExnessなどスキャル公認の海外FXを選ぶのが無難。「iFOREXをどうしても利用したいが短期売買もしたい」という場合は、数秒以内の高速連打を避け、数分以上の保有を意識してグレーゾーンに抵触しないように運用するのが得策でしょう。
13. 免責事項・リスク警告
本記事は、iFOREXにおけるスキャルピング可否や規約、メリット・デメリットなどの情報を提供する目的で作成されたものであり、特定の金融商品・サービスの推奨・勧誘を行うものではありません。
FX取引はハイレバレッジを伴う高リスク投資であり、市場の急変などにより投資元本を超える損失を被る可能性があります。
海外FX(iFOREXなど)は日本金融庁規制下ではなく、国内FXとは異なる投資家保護制度やリスクが存在します。
最終的な投資判断は自己責任で行い、規約やロット管理、保有時間などを十分理解したうえでトレードを実施してください。
14. 参考
- iFOREX公式サイト:https://www.iforex.com/
- BVI金融サービス委員会(FSC):https://www.bvifsc.vg/
- 日本金融庁:https://www.fsa.go.jp/
以上、iFOREX(アイフォレックス)におけるスキャルピングの可否や、禁止の理由、実態、他社比較などを詳細に解説しました。
ポイントは「数秒決済や高速連打は基本的に規約違反とみなされる可能性が高い」「デイトレ程度なら黙認されている事例もある」という曖昧な部分が残るということ。
短期売買であっても「数分以上」のホールドを意識すれば大きなトラブルにはならないという報告が多いですが、そもそもスプレッドがやや広め&MT4などが使えない点から、秒スキャや自動売買のようなスタイルには合わないと考えるのが妥当でしょう。
「iFOREXでデイトレ〜スイング、CFD投資を中心に行う」「短期売買でも数秒の連打は避け、数分〜数十分の保有をベースとする」――こんな使い方なら比較的安全に運用できるはずです。
もし「本格的なスキャル」を堂々とやりたいなら、XMやExnessなど最初から「スキャルOK」を明示する海外FX業者を選ぶほうが精神的にも楽でしょう。
最終的にはあなたの求めるトレードスタイル次第で、iFOREXが最適か否かが決まります。
ぜひ本記事を参考に、iFOREXでの短期売買リスクを把握しつつ、自分の戦略に最適なブローカーを選んでください。
