「iFOREXって海外FXの中でも独特のプラットフォームを使うって聞くけど、実際の評判や口コミはどうなの?」「メリットはあってもデメリットが大きいんじゃないの?」「出金やスプレッド、約定などのトラブルはある?」――
海外FX選びでiFOREX(アイフォレックス)を検討している方は、こんな疑問を抱えているかもしれません。
本記事では、iFOREXの評判や口コミを徹底分析し、メリット・デメリットを考察したうえで、最終的な総合評価を行います。
「特殊なプラットフォームしか使えない」「ボーナスは本当にお得なの?」といった不安を感じる方や、長期投資やCFD銘柄に興味がある方も、ぜひ最後までご覧ください。
海外FX業者選びで失敗を防ぐためには、出金や安全性の情報を正しく把握することが大切。iFOREXがどんなトレーダーに向いているのか、この機会にしっかり確認してみましょう。
- 1. はじめに
- 2. iFOREXの基本情報
- 3. iFOREXの評判・口コミ全体像
- 4. 「出金できない」「約定が遅い」などの噂と真相
- 5. iFOREXが選ばれるメリット
- 6. iFOREXのデメリット・注意点
- 7. 実際の口コミ:ユーザーの声から見るiFOREX
- 8. 他社比較:iFOREXの評判はどの位置づけ?
- 9. iFOREXの安全性・信頼性を支えるポイント
- 10. メリットとデメリットの総合評価:iFOREXはどんな人に向いている?
- 11. リスク管理:ハイレバ下でのロットコントロールと損切り
- 12. まとめ:iFOREXの評判を分析!
メリットとデメリットを考察した総合評価 - 13. 免責事項・リスク警告
- 14. 参考
1. はじめに
海外FXといえば、「ハイレバレッジ」「ボーナス」などが魅力ですが、同時に「使い勝手」や「安全性」が業者ごとに大きく異なります。
特にiFOREXは、業界最古参クラスの歴史を持ちながら、MT4やMT5ではなく独自プラットフォームを採用している点で独特の存在。
「評判が良いのか悪いのか分からない」という声が多いため、本記事では実際の口コミから見えるメリット・デメリット、そして出金にまつわる不安やサポート体制などを整理します。
「iFOREXに口座開設しても大丈夫?」と疑問を抱える方に向け、特徴やメリットを活かせるのか、あるいはデメリットが大きく上回るのかを総合評価していきます。
2. iFOREXの基本情報
2-1. 運営会社・ライセンス(FSCなど)
iFOREXは1996年創業という長い歴史を持つ海外FX業者の一つで、本拠地は主に欧州や中東圏など複数拠点を持つ企業グループ。
公式にはBVI(英領ヴァージン諸島金融サービス委員会)等のライセンスを取得しているとされ、分別管理や顧客保護に関するルールを遵守していると謳っています。
ただし、日本の金融庁規制下ではなく、ハイレバレッジや海外FX特有の制度が適用されるため、国内FXとの違いを理解する必要があります。
2-2. 口座タイプや取引プラットフォームの概要
- 口座タイプ: iFOREXでは、明確に複数の口座区分を設けていない。いわゆる「1種類」に近い構造
- プラットフォーム: FXnet ViewerやWebTraderと呼ばれる独自ツール
一般的な海外FX業者のように「ECN口座」「スタンダード口座」といった種類分けは行われず、iFOREX独自の仕様でシンプルに提供しています。
また、MT4やMT5が使えない点が最大の特徴であり、逆に言えば「MT4 EA」などを使った自動売買ができないのが注意点です。
2-3. レバレッジ・スプレッド・ボーナスなど基本スペック
- レバレッジ: 最大400倍(通貨ペアによる制限あり)
- スプレッド: 1.0〜2.0pips程度が多い。変動制だが固定に近い印象を受ける声も
- ボーナス: 入金ボーナスを時期的に開催。「初回入金100%」などが見られる
「最大400倍」というレバレッジは海外FXとしては中〜やや低め。ExnessやFBSなどで数千倍、HFMなどで1000倍を標榜する業者に比べると控えめですが、国内FXよりは高い水準と言えます。
iFOREXのスプレッドは極端に狭くはなく、MT4系業者のECN口座と比べると広めという意見も。
これらの情報を踏まえ、評判・口コミから見える実態を掘り下げていきます。
3. iFOREXの評判・口コミ全体像
iFOREXに関する評判や口コミは国内外でさまざまな意見が飛び交っています。
ここでは、良い評判と悪い評判を大きく分けて把握し、メリット・デメリットがどこにあるのかを見ていきましょう。
3-1. 海外・日本人トレーダーからの評価ポイント(スプレッド、約定力、サポートなど)
- スプレッド: 1.0〜2.0pips程度で安定しているが、短期売買にはやや広いとの意見も
- 約定力: 独自プラットフォームで比較的安定、リクオートやスリップはそこそこ少ない
- サポート: 24時間日本語対応が好評、メールやチャットも迅速という口コミ
「動作が軽快」「余計なツールがない分シンプル」と独自プラットフォームを評価する人がいる一方で、「MT4に慣れているから使いにくい」という声もあります。
スプレッドは「極端に狭くはないが、安定している」という印象を持つユーザーが多いようです。
3-2. 良い評判:独自プラットフォーム、豊富な銘柄、サポート対応など
- 独自プラットフォーム: 簡単操作で初心者でもとっつきやすいとの声
- CFD銘柄が豊富(株式, 指数, 商品など) → 長期投資向き
- サポートが充実 → 24時間日本語対応で安心
- ボーナスを使って少額資金でもある程度ブーストが可能
iFOREXはどちらかというと「長期・中期のCFD投資」や「株式CFDなど多様な商品を扱いたいトレーダー」に評判が良い印象があります。
また、入出金時のサポートを高く評価する口コミも少なくありません。
3-3. 悪い評判:出金時の制限、ボーナス条件、スプレッドがやや広いなど
- 出金時に「クレカ/銀行送金」しか選択肢がなくて不便 → 手数料が高い場合も
- ボーナスを受け取るとロット要件が厳しく、出金時にトラブルが起こることも
- スプレッドが平均1.5〜2.0pips → スキャルには不向きとの指摘
- MT4やMT5が使えない → EAや自動売買ができず不便
これらは海外FXではありがちなデメリットですが、iFOREXならではの独自プラットフォームやボーナス条件が原因で「思ったより使いづらい」と感じる人が一定数いるようです。
4. 「出金できない」「約定が遅い」などの噂と真相
海外FXでは定番のネガティブキーワード「出金拒否」「約定遅延」など。
iFOREXに関してはどうなのか、具体的な噂と実態を確認しましょう。
4-1. 具体的な「出金拒否」や「約定遅延」報告があるか調査
- ネット掲示板やSNSで「iFOREXが出金を拒否した」という投稿を探すと、規約違反やロット要件未達が原因のことが多い
- 大規模な「出金拒否」事件は報じられていない
多くの場合、「途中出金でボーナスが消滅した」「KYC書類不備で出金が保留になった」を「拒否された」と誤解しているパターンのようです。
「約定が遅い」については「独自プラットフォームゆえの慣れないUIでそう感じただけ」という意見も多く、実際の約定力は問題ないとの口コミが優勢です。
4-2. 規約違反や書類不備などユーザー側の要因が多い事例
- ボーナス悪用(アービトラージなど)やロット要件未達 → 出金時にボーナス消失
- KYC(本人確認)を完了していない → 出金保留が「拒否」と誤解
「出金できない」と騒がれている大半は、ユーザー側が規約を読み込まずに勘違いしているケースで、iFOREXが一方的にお金を奪ったわけではないようです。
このあたりは海外FX共通のトラブル理由と言えます。
4-3. iFOREXのリスク管理・安全策(分別管理、ゼロカットの有無など)
- iFOREXでは分別管理を実施 → 運営資金と顧客資金を分離
- 公式には追証なしとされるが、条件次第でゼロカットが機能しない例があるか注意
分別管理を謳ってはいるものの、信託保全ではないため「万一の破綻時の資金保護レベルは国内FXより低い」と理解しておきましょう。
ゼロカットに関してはほとんどの口コミで「追証が請求された」報告はなく、問題ないと考えられます。
5. iFOREXが選ばれるメリット
では、iFOREXが長年の運営を続けながら一定のユーザーを獲得しているメリットとは何でしょうか。主な利点を挙げてみます。
5-1. 最大400倍レバレッジ(条件による)
- 国内FXの25倍よりはるかに高い → 少額資金で大きく張れる
- 400倍は海外FX全体で見ると中くらい → 大損リスクもあるが国内より自由
「1000倍」や「無制限」を謳う業者と比べると控えめかもしれませんが、iFOREXの400倍は十分に高い水準です。
少額でも短期売買で効率的に稼ぐチャンスが増える一方、リスク管理は必須となります。

5-2. 豊富な銘柄ラインナップ(通貨ペア・CFDなど)
- 株式CFDや指数、コモディティなど幅広く取引可能
- 長期視点の株式投資に近い感覚でCFD売買をするユーザーもいる
「米国株や欧州株、商品先物などにレバレッジをかけて投資したい」という中〜長期派にもiFOREXは適している面があります。
海外FXでは多種多様なCFDを扱う業者は珍しくありませんが、iFOREXはその先駆け的存在のひとつです。
5-3. 独自プラットフォームの操作性・日本語サポート
- iFOREX WebTraderやFXnet Viewerという独自ツール → シンプル設計
- 「MT4やMT5と違い、新規インストール不要のWeb環境で取引可能」という声
- 日本語サポートが24時間対応、初心者向けマニュアルが豊富
「MT4に慣れていない初心者」にとっては、iFOREXの独自プラットフォームが分かりやすいと評判。
また、サポートの対応が親切との口コミも多く、日本語スタッフと電話やチャットでやり取りしやすい点がメリットです。
5-4. 長年の運営実績で一定の信用度
iFOREXは1996年に創業とされ、海外FX業者としては最古参クラス。ネット上でも10年以上の運営会社は珍しくありませんが、その中でも長寿企業のひとつに数えられます。
「短命ブローカー」が乱立する海外FX業界において、これだけ長期間続いている点を信頼材料と見るユーザーも多いです。
とはいえ、日本金融庁の認可ではないため、最終的には自己責任でのリスク判断が必要です。
6. iFOREXのデメリット・注意点
一方で、iFOREXには海外FX他社と比べてデメリットや注意点も存在します。
ここでは、ユーザーが感じがちな問題点をまとめます。
6-1. MT4/MT5が使えず独自プラットフォームのみ
- 多くの海外FXがMT4やMT5対応 → EA(自動売買)やカスタムインジが豊富
- iFOREXは独自ツール → EAなど自動売買が原則できない
「MT4 EA」などの自動売買やテクニカルインジケーターに慣れたトレーダーにとっては大きなハードル。
独自ツールが合わず、「使いづらい」と感じて離脱するケースも珍しくありません。
6-2. ボーナス制度がやや複雑、制限が多い
- 「初回入金100%」などのボーナス → ロット要件や出金制限が厳しい
- 途中出金でボーナスが消滅 → 「出金拒否」と誤解するトラブルも
海外FXのボーナス全般に言えることですが、iFOREXも例外ではなく、ロット数や取引期限などの条件が厳しい場合があります。
「ボーナスで得た額を出金可能にするには結局一定ロットが必要」という仕組みを把握しておかないと、トラブルに発展しがち。

6-3. スプレッドが狭くはない → 短期売買には負担大
- メジャー通貨でも1.0〜2.0pips前後 → ECN口座を持つ業者ほど狭くない
- スキャルやデイトレにはやや不利という評判が多い

「iFOREXは長期向き・CFD投資向き」という声が多い理由の一つがここにあります。
短期売買で1pipsを争うようなトレードには負担が大きく、「スキャル禁止ではない」が、実質的にスプレッドで大きく削られる可能性がある点は注意です。

6-4. 日本の金融庁規制外 → 投資家保護制度が国内と異なる
- 海外FX全般に言えるが、信託保全はなく分別管理のみ
- 万一の破綻時に資金が100%保証されるわけではない
「長年の運営実績があるから大丈夫」という意見もあれば、「いつ危機が訪れるか分からない」と慎重に構える意見もあります。
最終的にはリスク許容度を確認しながら「ハイレバや海外FX特有の自由度」を評価する必要があります。
7. 実際の口コミ:ユーザーの声から見るiFOREX
では、iFOREXを実際に使っているユーザーの声はどうなっているのでしょうか。
主な口コミの傾向を取り上げ、出金やボーナス、プラットフォームに関する意見を整理します。
7-1. 「出金トラブルが起こる理由はロット要件やKYC不備?」
- 「出金拒否」と騒ぐ人は、ボーナスロット要件やKYC未完了が原因ケースが多い
- 書類不備などが解決すると、問題なく出金されたという報告がほとんど
先述のとおり、「出金拒否」のトラブルは海外FX全般の定番ですが、多くはユーザー側の規約理解不足に起因。
「実際には出金できた」という事例も多く、「拒否されたまま音信不通」といった深刻な事件は報じられていません。
7-2. 「独自プラットフォームに慣れれば問題ない」という肯定的評価
- 「WebTraderはシンプルで余計な機能がないぶん軽快」
- 「インジケーターやEAが使えないけど、裁量トレードなら充分」
iFOREXユーザーの中には「MT4のカスタムインジとか使わないし、問題ない」という裁量派も多く、使い勝手については賛否が分かれます。
独自プラットフォームゆえに「EAを使えないのが不満」という意見もある一方、「画面がシンプルで初心者向き」と肯定的に捉える人もいます。
7-3. 「スプレッドが広め」「長期向き」「24時間チャットサポートが便利」など
- 「スキャルやデイトレにはやや厳しいが、CFDで株式や指数を長期保有するには良い」
- 「サポートが24時間日本語対応→ 分からないことをすぐ聞ける」
「短期売買には不向きだが長期保有に向いている」という口コミが大きな特徴で、本格的なEAスキャルなどはほかのブローカーを選ぶトレーダーが多い印象です。
また、日本語サポートが充実している点は初心者にも安心感を与えています。
8. 他社比較:iFOREXの評判はどの位置づけ?
海外FX業者はXMやFBS、Exness、Vantageなど多数存在します。
iFOREXがそれらと比較して、どんな位置づけなのかをざっくり見てみましょう。
8-1. XMやExness、FBSなど主要海外FXとの比較
業者 | レバレッジ | プラットフォーム | スプレッド | ボーナス |
---|---|---|---|---|
XM | 最大888倍 | MT4/MT5 | 1.0〜2.0pips(スタンダード)、Zero口座で狭い+手数料 | 初回ボーナス3000円、入金100%など |
FBS | 最大3000倍 | MT4/MT5 | 0.0pips〜(ECN)+手数料 | 100%入金など豊富 |
Exness | 条件次第で無制限 | MT4/MT5 | 0.0〜0.3pips(Zero口座)+手数料 | 時期限定キャンペーン |
iFOREX | 最大400倍 | 独自WebTrader | 1.0〜2.0pips程度(銘柄による) | 初回入金ボーナス、ロイヤルティなど(要条件確認) |
こうして比べると、iFOREXは「レバレッジが他社より低め」「MT4不可」など独自路線を歩んでいます。
一方、「プラットフォームに慣れれば簡単」「長期CFD投資に向いている」「サポートが充実」など、他社にはない強みも一定評価を得ています。
8-2. レバレッジ、スプレッド、サポート対応、入出金方法など総合評価
- レバレッジ: 400倍 → 海外FXとしては中くらい
- スプレッド: 1.0〜2.0pips → 短期売買にはやや重い
- サポート対応: 日本語OK、メール・電話・チャット迅速
- 入出金方法: クレカ、銀行送金など → 海外電子ウォレットは限定的
「MT4/MT5が必須」「狭スプレッドでスキャルしたい」というトレーダーは他社が向いている可能性大。
「CFD銘柄や中長期保有をメインに、日本語サポートで安心したい」というユーザーがiFOREXを選ぶ流れが多いようです。
8-3. iFOREXは「伝統あるブローカー」「独自ツールに特化」という差別化
海外FXの中では「独自プラットフォームを一貫して提供」「長年の運営で古参ユーザーが多い」という点でiFOREXは異彩を放っています。
競合がMT4/MT5標準化する中、「Webベース」で初心者に馴染みやすいと言われるのは差別化の一環と言えるでしょう。
9. iFOREXの安全性・信頼性を支えるポイント
「iFOREXは大丈夫か?」という安全性・信頼性への懸念は、海外FXにありがちな不安材料です。
ここでは、iFOREXが公表しているセキュリティ体制や資金管理などを再確認します。
9-1. 公的ライセンス(FSCなど)取得と運営実績
- BVI(英領ヴァージン諸島)などのライセンス取得 → FSC規制を謳う
- 1996年創業→20年以上に及ぶ実績
ライセンスの厳格性はFCAやASICほどではないにせよ、少なくとも無登録の闇業者ではないと判断できます。
「長年の実績」を評価する声も一定数あり、大規模スキャンダルが報じられていない点もプラス材料です。
9-2. 分別管理体制で顧客資金保護 → ただし信託保全ではない
- 顧客資金を会社資金と分離し、万一の倒産リスクを軽減
- 「信託保全」ほどの強力な保護ではなく、破綻時100%保証ではない
海外FXにありがちな「分別管理だから安全」という文言ですが、実際には破綻した際にどこまで返金されるか不透明なのは多くの業者と同じ。
ただ、ゼロカット(追証なし)や顧客資金保護ルールを掲げていることで、最低限のセキュリティは確保されていると考えられます。
9-3. ゼロカットや追証なし(条件による)かどうか
公式には「追加証拠金は発生しない」と記載があるものの、相場急変や流動性不足でゼロカットが機能しない場合があり得るかどうかは、海外FX業者ではいつも議論になります。
大多数のユーザーが「追証が請求された」という報告をしておらず、大暴落が起きた時にどこまで対応できるかは未知数ながら、一般的な海外FXの水準と考えてよいでしょう。
10. メリットとデメリットの総合評価:iFOREXはどんな人に向いている?
ここまで紹介してきたiFOREXのメリット・デメリットを総合評価すると、「こういうタイプの人に向いている」「この条件だと不向き」といった見解が見えてきます。
10-1. 【メリット】独自プラットフォーム、豊富な銘柄、長期向き
- 独自のWebTraderでシンプルなトレード → MT4インジ不要の裁量派には好都合
- 株式CFDや商品など豊富なラインナップ → 長期保有や分散投資に最適
- 運営実績が長く日本語サポートが充実 → 初心者にも安心感
つまり、「EA(自動売買)に頼らず、手動でCFDなどを長期〜中期で運用したい」という人にとっては魅力が大きいでしょう。
また、「出金サポートが丁寧」「日本語電話が通じる」といった安心感を重視するトレーダーも好意的です。
10-2. 【デメリット】スプレッドが広め、MT4/MT5不可、短期派には負担大
- スプレッド1.0〜2.0pips → デイトレ・スキャルにはやや重い
- MT4やMT5が使えない → EAや豊富なカスタムインジが必要なトレーダーに不向き
「短期で売買回数が多い」「自動売買を活用したい」「狭スプレッドで数pipsを獲りたい」というユーザーは、正直他のECN系業者を選ぶ方が満足度が高い可能性があります。
iFOREXはむしろ「慣れれば使いやすい」という人と「プラットフォームが嫌」という人で評価が大きく割れる印象です。
10-3. 長期スイングやCFD投資に興味あるユーザーにはフィット?
「株式CFDをレバレッジ掛けて中期〜長期で持ちたい」「MT4を使わない裁量トレーダー」には、iFOREX独自の環境が特に不自由なく感じられるはず。
逆に「スキャルや自動売買メインで活躍したい」タイプには合わないため、同じ海外FXでもXMやFBS、Exnessなどを検討した方が良いかもしれません。
11. リスク管理:ハイレバ下でのロットコントロールと損切り
ここでは、iFOREXでハイレバ(最大400倍)を使う際のロットコントロールと損切りに焦点を当て、リスク管理の要点をまとめます。
11-1. 400倍でも数pips逆行でロスカット → ロット管理必須
- 国内FX25倍の十数倍 → 1回の値動きで損益が大きく変動
- 「1回の損失は資金の1〜2%」を王道とし、フルレバは避ける
あくまで海外FXであり、数pips逆行するだけで証拠金維持率が激減→ロスカットされるシナリオも想定しなくてはなりません。
「ゼロカットだから安全」というのは「借金を負わない」だけであって、口座残高が一瞬でゼロになるリスクは常にある点を意識しましょう。
11-2. 指標前後や早朝でスプレッド拡大 → 注文タイミングに注意
- 特に米雇用統計やFOMC、早朝5〜7時はスプレッドが数pips以上拡がる
- 短期売買の場合、利幅が削られ一気にマイナス転落することも
iFOREXのスプレッドは比較的安定とされる反面、NDD方式で変動があるため、流動性が低下する局面では急拡大が起こり得ます。
高レバ取引中にこれを食らうと滑りとスプレッドがダブルで負担になるので、指標カレンダーをチェックし、危険時間帯を避ける工夫が欠かせません。
11-3. 追証なしだが、口座破綻リスクは常に考慮すべき
- ゼロカットでマイナス残高はリセットされるが、全資金が消える可能性
- 「借金リスクがない=フルレバOK」ではない → ロスカットで資金消滅の恐れ
iFOREXでマイナス残高を負うことは基本的になくても、口座残高そのものがゼロになるまで損失を抱えるケースはあり得ます。
「ハイレバだからどんどんロットを上げても追証なしで大丈夫」という甘い考えは危険で、計画的に資金を運用する姿勢が重要です。
12. まとめ:iFOREXの評判を分析!
メリットとデメリットを考察した総合評価
ここまで、iFOREXの評判・口コミを多角的に見ながら、メリット・デメリットや実際に起こりうるトラブル、安全性などを検証してきました。
以下に要点を総合的にまとめます:
- 評判・口コミ全体像:
- 独自プラットフォームで裁量派に好評、一方で「MT4/MT5不可」に不満も
- スプレッドは1.0〜2.0pips程度 → 「狭くはないが安定している」印象
- 日本語サポートが充実、出金やトラブル対応への安心感がある
- メリット:
- 最大400倍レバで国内FXより自由度が高い
- CFD銘柄が豊富→株式指数や商品など長期運用の選択肢が広い
- 運営実績が長く、日本向けサポートが手厚い
- デメリット:
- MT4/MT5が使えず、EA自動売買が不可
- スプレッドがやや広め → 短期売買には不利
- ボーナスロット要件やKYC未完了などで「出金トラブル」と誤解される事例
- 日本金融庁規制外 → 信託保全なし、分別管理のみ
- 出金や約定に関する不安:
- 公式に「出金拒否」の前例はなく、規約遵守していれば問題なし
- 約定力は独自ツールだが、極端な遅延やリクオート報告は少ない
- 総合評価:
- 短期売買(スキャル、デイトレ)で狭スプレッド&自動売買を求めるなら不向き
- 長期〜中期投資やCFD(株式・指数・商品)のレバレッジ保有に適した業者
- 「日本語サポート」「独自ツール」「長い運営実績」で初心者も安心できる
結局のところ、iFOREXは「裁量トレード中心」「長期〜中期のCFDや株式投資感覚」で活用したいユーザーに好評で、「MT4/MT5や自動売買を使いたい」「スプレッドを極限まで追求したい」ユーザーには合わないという評判が大半を占めます。
「ボーナスで証拠金を増やしたい」場合も、厳しい条件(ロット要件)があるため、他社の大規模ボーナスに比べて魅力が小さいとも。
それでも、iFOREX独自のWebTraderやFXnet Viewerを「使いやすい」と感じられ、日本語サポートで安心して取引をしたい方には十分に選択肢となり得るブローカーと言えるでしょう。
最終的には「自分のトレードスタイル」や「CFD銘柄をどう扱うか」、「短期か長期か」といった要素と照らし合わせ、iFOREXで得られるメリットがデメリットを上回るかどうかをしっかり判断してみてください。
13. 免責事項・リスク警告
本記事は、iFOREXに関する評判や口コミ、メリット・デメリットなどの情報を提供する目的で作成されたものであり、特定の金融商品・サービスを推奨・勧誘するものではありません。
FX取引にはレバレッジを伴う高いリスクがあり、市場の急変などによって投資元本を大きく損なう可能性があります。
海外FX(iFOREXなど)は日本の金融庁規制を受けず、国内FXとは異なる投資家保護制度・リスクが存在します。
最終的な投資判断は自己責任で行い、規約やロット管理、時間帯選定などを十分に理解・対策したうえでトレードを実施してください。
14. 参考
- iFOREX公式サイト:https://www.iforex.com/
- FSC(BVI金融サービス委員会):https://www.bvifsc.vg/
- 日本金融庁:https://www.fsa.go.jp/
以上、iFOREXの評判と口コミを軸に、「メリット・デメリット」や「安全性・信頼性」「出金やスプレッド」などを総合的に評価しました。
まとめると、「MT4/MT5が使えない」「スプレッドが狭くない」「ボーナスにロット要件がある」「国内FXより劣る投資家保護制度」など、欠点もある一方で、「独自プラットフォームで簡単」「CFD銘柄が豊富」「サポートが充実」「長期運営実績による安心感」といった特長も見逃せません。
「短期売買や自動売買で攻めたい」「狭スプレッドを求める」人には合わないでしょうが、「長期で株式CFDなどにレバレッジをかけて取り組みたい」「日本語対応サポートがしっかりしていて余計なツールが要らない」と感じる人にとっては、iFOREXが良い選択肢になるかもしれません。
最終的には「自分のトレードスタイルに合うか」「メリットがデメリットを上回るか」をよく比較検討して、海外FXを選んでいただければと思います。