海外FX業者の中でもAXIORYは、低スプレッドや複数の口座タイプ、そしてcTraderへの対応などによって、多くのトレーダーから支持されています。
一方で、レバレッジについては「最大何倍まで可能?」「ゴールドや株価指数CFDではどんな制限ルールがあるの?」と気になる点も多いでしょう。
本記事では、2025年2月時点の最新情報をもとにAXIORYのレバレッジを徹底解説。
口座タイプごとの上限やゴールド・CFDにおける制限、ハイレバ運用のメリットとリスク管理の方法など、トレーダーが知っておくべきポイントを網羅しています。
「AXIORYでハイレバ取引したい」「ゴールドCFDのレバレッジ制限は?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
- 1. はじめに
- 2. AXIORYの基本:レバレッジの概要
- 3. 口座タイプ別レバレッジ設定
- 4. ゴールド・貴金属CFDのレバレッジ制限
- 5. 株価指数・その他CFDのレバレッジ制限
- 6. AXIORYのレバレッジ制限がかかるケース
- 7. レバレッジを変更する方法(AXIORYのマイページ設定など)
- 8. レバレッジとリスク管理:メリット・デメリット
- 9. AXIORYのレバレッジでスキャルピング・EAは可能?
- 10. レバレッジとゼロカットシステムの関係
- 11. AXIORYのリスク管理ツール・ロスカットルール
- 12. 海外FX他社とレバレッジを比較してみる
- 13. よくある疑問【Q&A】
- 14. 実際にAXIORYでレバレッジを活かすトレード事例
- 15. AXIORYの安全性・信頼性:レバレッジ以外の観点
- 16. まとめ:AXIORY(アキシオリー)のレバレッジを使いこなすために
- 17. 免責事項・リスク警告
- 18. 参考
1. はじめに
AXIORYは、ベリーズのIFSCライセンスのもとで運営される海外FXブローカーです。
国内FXと異なり、レバレッジ400倍〜1000倍といった高レバレッジを提供しながら、cTraderやMT4/MT5などのプラットフォームに対応。
さらに、分別管理や比較的スムーズな日本語サポートなど、総合力の高さでも評価されています。
本記事は、そんなAXIORYが提供するレバレッジの詳細や、ゴールドなどのCFD制限について深掘りし、トレーダーが効率的かつ安全にレバレッジを活かすためのヒントをまとめたものです。
2. AXIORYの基本:レバレッジの概要
2-1. 最大レバレッジの数字はどれくらい?
AXIORYでは、口座タイプや時期によって異なるものの、最大レバレッジ400倍が基本とされています。
一部では最大500倍〜1000倍に対応するキャンペーン的な設定が行われることもあり、特定条件を満たすとそれ以上のレバレッジが適用される例も散見されます。
詳しくは後述する各口座タイプの章で解説しますが、AXIORYは国内FXよりもはるかに高いレバレッジで取引できるのが特徴です。
2-2. なぜAXIORYは高いレバレッジを提供できるのか?(海外FXの背景)
日本国内のFX業者は、金融庁の規制により最大25倍にレバレッジが制限されています。一方、AXIORYを含む海外FX業者は、日本国内の規制から外れた形で運営されており、各国独自のライセンスに則ってサービスを提供しています。
ベリーズのIFSCは、FCA(英国)やASIC(オーストラリア)に比べるとやや規制が緩めとされるため、高レバレッジを設定することが可能なのです。
2-3. レバレッジの切り替え方法は?(ユーザーが自由に設定できるか?)
AXIORYでは基本的に口座開設時の選択やマイページでの設定変更によって、レバレッジを変更する仕組みを採っています。
具体的には、マイページ(顧客ポータル)にログインし、「口座設定」などの項目からレバレッジ数値を変更できる形が一般的です。
ただし、ポジション保有中に大幅なレバレッジ変更を行うと、証拠金維持率やロスカット水準が急変してリスクが高まる恐れがありますので注意しましょう。
3. 口座タイプ別レバレッジ設定
AXIORYには、大きく分けてStandard口座、Nano口座、Tera口座などの種類があり、それぞれスプレッドの設計や取引手数料が異なるだけでなく、実質的なレバレッジ上限も差があります。
3-1. Standard口座のレバレッジ水準
Standard口座は、AXIORYの中でもっとも一般的な口座タイプであり、取引手数料が無料である反面、スプレッドがやや広めに設定されがちです。
レバレッジは標準的に最大400倍がアナウンスされることが多く、キャンペーン時などに500倍へアップする事例も報告されています。
初心者や中級者がまず使うなら、このStandard口座が無難と言えるでしょう。
3-2. Nano口座のレバレッジ水準(ECN口座はどう違う?)
Nano口座はECN方式を採用しており、取引手数料が発生する代わりに、スプレッドが非常に狭いのが特徴です。
レバレッジに関しては、Standard口座と同等(最大400倍)を基本とする場合が多いですが、お知らせやキャンペーン次第で若干の変動があることもあります。
スキャルピングやEAなどで取引コストを最小化したいトレーダーに好まれる口座タイプです。
3-3. Tera口座のレバレッジ特性(cTraderプラットフォーム対応)
Tera口座は、AXIORYが提供するcTrader対応の特化型口座で、ECNに近い仕組みを採用しているとされます。
レバレッジは他口座と同様に最大400倍〜500倍が設定されるケースが多いですが、取引手数料が別途かかる代わりにスプレッドは相対的に狭いという構造です。
cTraderで高度なチャート機能や高速約定を活かしたい方はTera口座を検討すると良いでしょう。
3-4. 口座タイプで異なるレバレッジの上限・注意点
まとめると、AXIORYでは
- Standard口座: 手数料無料、スプレッド広め、レバレッジ最大400倍前後
- Nano口座: ECN方式、スプレッド狭め、手数料あり、レバレッジ最大400倍前後
- Tera口座: cTrader用、スプレッド狭め、手数料あり、レバレッジ最大400倍前後
といった構成が多く報告されています。
実際には、キャンペーンやユーザーの居住国などによってレバレッジ上限に微差がある場合もあり、最新の公式情報を必ず確認するようにしましょう。
4. ゴールド・貴金属CFDのレバレッジ制限
AXIORYの強みの一つとして、ゴールド(XAU/USD)をはじめとした金属CFDの取引環境が充実している点が挙げられます。しかし、ゴールドは通貨ペアとは異なるリスク特性を持つため、レバレッジ制限が適用されることがあります。
4-1. AXIORYでのゴールド取引の人気と理由
ゴールドは大きな値動きを見せることが多く、短期売買やスイングトレードでも利益を狙いやすい反面、リスクも高い商品です。
海外FX業者の多くは、このボラティリティと世界的な人気ゆえにゴールドCFDを扱っており、AXIORYも例外ではありません。
スプレッドも比較的安定していると評判で、通貨ペアと同じように取引できるのが人気の理由です。
4-2. ゴールドやシルバーなど金属CFDはレバレッジが変化するのか?
多くの海外FXブローカーでは、貴金属CFD(ゴールド、シルバーなど)に対して通貨ペアよりも低めのレバレッジを設定することが一般的です。
AXIORYも例外ではなく、ゴールド取引のレバレッジが最大100倍や200倍などに制限される場合があります。
4-3. 実際の制限ルール(例:最大100倍など)の具体例
AXIORYの公式情報やユーザーの報告によれば、ゴールドに対する最大レバレッジは、口座全体のレバレッジ設定とは別に100倍や200倍に制限されることがあるようです。
例えば、Standard口座で通貨ペアは400倍利用可能でも、ゴールドを取引するときは100倍となる、といったケースです。
この制限は相場のボラティリティやAXIORYのリスク管理方針によって変動する可能性があるため、実際の取引前に確認することが重要です。
4-4. 変動する可能性のあるタイミング(相場急変時、国際情勢など)
ゴールドは、地政学リスクや金融政策の動向によって大きく価格が変動しやすい商品です。
AXIORYを含む海外FX業者は、リスク管理の観点から、急激な相場変動が予想されるタイミングでゴールドのレバレッジを一時的に引き下げる(あるいは証拠金率を上げる)措置を取ることがあります。
そのため、突発的なニュースや指標が出る前に事前告知が出た場合は、ポジション管理を注意しましょう。
5. 株価指数・その他CFDのレバレッジ制限
ゴールド以外にも、株価指数(NAS100、US30など)やエネルギー(原油)など、多彩なCFDを扱っているのがAXIORYの特徴です。
これらCFDのレバレッジ制限は、通貨ペアやゴールドとは異なる場合があります。
5-1. 株価指数(NASDAQ、S&P500など)CFDのレバレッジ
AXIORYで人気の株価指数CFDとしては、NAS100(ナスダック100)やUS30(ダウ)、S&P500などがあります。
通常、これらのレバレッジは最大100倍程度に設定されるケースが多く、通貨ペアと同じ400倍までは適用されないのが一般的です。
株価指数もボラティリティが高い資産クラスのため、業者側のリスク管理が強化されているわけです。
5-2. エネルギー(原油など)CFDのレバレッジ
WTI原油やBRENT原油などのエネルギーCFDも、AXIORYでは人気の銘柄です。
レバレッジは株価指数と同様、数十倍〜100倍程度に制限されている場合があります。
特に原油は、需給バランスや地政学リスクによって価格が乱高下しやすいため、証拠金率が高めに設定されやすいのが特徴です。
5-3. AXIORYが独自に設定している制限ルール
AXIORY公式サイトの「取引条件」や「CFD仕様」などを確認すると、商品ごとに最大レバレッジが明記されています。
通貨ペアは最大400倍でも、株価指数CFDや原油は100倍など、銘柄別に異なる数字が提示されているので、取引前にチェックが必要です。
5-4. 通貨ペアと比べた時の違いと注意点
通貨ペアはレバレッジ400倍〜でもゴールドや株価指数は100倍程度、という差が生まれるのは、ボラティリティとリスクの違いが大きく影響しています。
これを理解せずに通貨ペアと同じ感覚でトレードすると、証拠金不足やロスカットに陥りやすくなるため要注意です。
6. AXIORYのレバレッジ制限がかかるケース
AXIORYでは、特定の状況でレバレッジが自動的に制限される(引き下げられる)ことがあります。具体的には以下のようなケースが報告されています。
6-1. 口座残高が一定金額を超えた場合(段階的にレバレッジが下がる?)
海外FX業者の多くは、口座残高(有効証拠金)が大きくなるにつれて、レバレッジ上限を下げる仕組みを採用しています。
AXIORYでも、口座残高が数万ドルを超えると最大レバレッジが400倍から200倍になる、10万ドルを超えるとさらに引き下げられる、といった段階的な制限が設けられることがあります。
6-2. 重要指標発表時や突発的な相場急変時
アメリカの雇用統計やFOMCなど、相場に大きな影響を及ぼす可能性のある指標発表直前には、AXIORYが一時的にレバレッジを引き下げる、または証拠金率を上げるケースがあります。
指標発表後に再び元のレバレッジが適用されるパターンもあるため、事前告知がないかチェックしておきましょう。
6-3. クリスマス・年末年始など流動性が低下する期間
世界的な大型連休(クリスマス、年末年始など)に入ると、市場の流動性が大幅に下がり、スプレッドが拡大したり急な価格変動が起きやすくなります。
この期間中、AXIORYを含む多くの海外FX業者は、レバレッジを一時的に縮小する措置を取ることがあるので注意が必要です。
6-4. ロスカットレベルやマージンコールとの関連
レバレッジが高いほど、少額資金で大きなポジションを持てる反面、含み損が発生したときに証拠金維持率が急速に下がるため、ロスカットやマージンコールが起こりやすくなります。
AXIORYでロスカットが発動する維持率がどのくらいかも併せて確認し、レバレッジ管理を怠らないことが重要です。
7. レバレッジを変更する方法(AXIORYのマイページ設定など)
7-1. どのようにレバレッジを下げるor上げるか
AXIORYの場合、ユーザーが専用のマイページ(クライアントポータル)にログインし、「口座設定」や「レバレッジ変更」といった項目から希望のレバレッジ倍率を選択することができます。
例えば、400倍を200倍に下げる、200倍を400倍に上げるなど自由に調整が可能です。
7-2. 変更が反映されるタイミング
通常は、レバレッジ変更手続きの完了後、数分〜数時間以内に口座へ反映されると報告されています。
ただし、保有ポジションがある状態で大幅なレバレッジ上げ下げを行うと、証拠金維持率の計算が大きく変わるため、リスクが高まる場合があります。
ポジションをすべて決済した後にレバレッジを変更するのがより安全です。
7-3. 変更時の注意点(保有ポジションがある場合)
前述の通り、ポジション保有中にレバレッジを上げると、その瞬間から必要証拠金が減るため、含み損を抱えていた場合にロスカットが回避できるかもしれません。しかし、これは非常に危険な行為とも言えます。
逆に、レバレッジを下げた場合は、必要証拠金が増えるため、維持率が低下してロスカットが近づくリスクが高まることにも留意しましょう。
8. レバレッジとリスク管理:メリット・デメリット
8-1. 高レバレッジのメリット
- 少額資金でも大きなポジションを持てる
- 短期間で資金を倍増させるチャンスを狙いやすい
- 余剰資金を他の投資に回し、効率的な資金活用が可能
海外FXの魅力はやはりハイレバ取引にあり、国内FXでは実現し得ないトレードを楽しめるのは大きな利点です。
8-2. 高レバレッジのデメリット
- わずかな含み損でロスカットされるリスクが高まる
- 相場急変時に大きな損失を被る可能性がある
- 焦って取り返そうとするとギャンブルトレードに陥る
強力な武器であると同時に、しっかりとしたリスク管理が求められる点は認識しておくべきでしょう。
8-3. 低レバレッジを選ぶメリット(安定性、資金管理が楽)
あえて低レバレッジを選ぶことで、ロスカットを遠ざける余裕が生まれます。
資金管理もシンプルになり、損切りラインを広めに設定できるため、スイングトレードや長期保有を考える人にはメリットとなるでしょう。
8-4. AXIORYでの理想的なレバレッジ設定例
AXIORYでは標準で400倍程度のレバレッジが多いですが、リスク許容度によって変動させるのがおすすめです。
例えば、短期デイトレなら300〜400倍程度、スイングやEAなら100〜200倍程度と、適宜調整すると安定感が増します。
9. AXIORYのレバレッジでスキャルピング・EAは可能?
9-1. スキャルピングとの相性(スプレッドや約定力など)
AXIORYは、Nano口座やTera口座でスプレッドが狭く、ECN方式の透明性が高い環境を提供しています。
スキャルピングにおいては、約定力とスプレッドの狭さが極めて重要。さらにレバレッジが高いほど、小さな値幅で大きな利益を狙うことが可能です。
そのため、AXIORYはスキャルパーからも一定の人気を得ています。
9-2. 自動売買(EA)でレバレッジを活かす際の注意点
EAを動かす場合、損失管理をプログラムで行うことが多いですが、レバレッジが高いとわずかな価格逆行で証拠金維持率が急速に低下し、ロスカットに至るリスクがあります。
EAの設定やロットサイズを慎重に見直し、過度なフルレバ運用を避けることが安全策となるでしょう。
9-3. レバレッジを高くするとEAのパフォーマンスがどう変わるか
ロットサイズを同じにするならレバレッジを高くしてもパフォーマンスには直接影響しませんが、高レバにすることでより大きなポジションを持つ運用をしやすくなるため、利益も損失も拡大します。
EAのロジックによっては、資金管理モジュールがレバレッジを自動考慮しないケースもあるので、慎重なテストが必要です。
10. レバレッジとゼロカットシステムの関係
10-1. AXIORYのゼロカットの仕組み
AXIORYはゼロカットシステムを採用しており、相場の急変で口座残高がマイナスになっても、原則として追加証拠金を請求されません。
これは海外FX全般の大きなメリットであり、レバレッジを高く設定していても、証拠金以上の損失を抱えるリスクは基本的に回避できます。
10-2. 急激な相場変動時に追証が発生しないメリット
国内FXであれば、フラッシュクラッシュや指標発表直後に相場が大きく動くと、追証リスクが発生することがあります。
一方、AXIORYのように海外FXでゼロカットがある場合、ロスカットが追いつかずに口座残高がマイナスになっても、自動的にリセットされるため、多額の負債を抱えずに済むのです。
10-3. ただし、スプレッド拡大でマイナス残高になるリスクもゼロとは言えない
理論上、ゼロカットシステムが機能することで追証が発生しにくくなりますが、極端なスリッページや流動性低下が起こった際には、一時的にマイナス残高となるケースもあります。
とはいえ、大半の海外FX業者はそのマイナス分を
顧客に請求しないのが原則ですので、これが強みと言えるでしょう。
11. AXIORYのリスク管理ツール・ロスカットルール
11-1. ロスカット水準(証拠金維持率○%以下)
AXIORYでは、証拠金維持率が一定値(例:20%や50%)を下回った時点でロスカット(強制決済)が行われる仕組みになっています。
この具体的な数値は口座タイプや時期によって微妙に異なる可能性があるため、公式サイトやマイページでの記載を確認しましょう。
11-2. 証拠金不足やマージンコールのタイミング
一般的に、証拠金維持率が一定水準(ロスカット水準よりやや上)に下がった段階でマージンコールが発動し、追加入金やポジション整理を促されます。
AXIORYでも、口座維持率が急低下するとメール通知やMT4/MT5内のアラートで警告してくれることがあります。
11-3. レバレッジによるロスカット発動リスクの変化
レバレッジが高いほど、小さな価格変動でも証拠金維持率が大きく変動し、ロスカット発動に至る可能性が高まります。
一方、レバレッジが低ければ、余裕を持った証拠金維持率を確保しやすく、ポジションが急に飛ばされるリスクが低減。
ここが高レバと低レバの最大の違いでもあるので、どちらを重視するかはトレーダーの好みによります。
12. 海外FX他社とレバレッジを比較してみる
AXIORYはレバレッジ最大400倍(時期や口座によっては500倍〜1000倍)とされますが、他の海外FX業者と比べてどうなのか、代表的な例を挙げてみましょう。
(※GEMFOREXは現在サービス停止しているため、本比較では除外)
12-1. XMなどとのレバレッジ比較(888倍など)
XMは最大888倍のレバレッジを設定しており、AXIORYよりも高い数字を打ち出しています。
ただし、口座残高やロット数によって実際のレバレッジが引き下げられるケースがあるため、実効レバレッジを考慮すると大差ないことも。
またXMは、口座残高が一定額を超えるとレバレッジが段階的に下がるルールがあり、AXIORYと似たような仕組みと言えます。
12-2. Exnessの無制限レバレッジとAXIORYの違い
Exnessは一部条件下で無制限レバレッジを提供していますが、一定の取引実績が必要だったり、口座残高が数百ドル以下などの制限が存在します。
実際にそこまでハイレバを使いこなすトレーダーは少なく、2000倍や無制限といった数字は宣伝要素が大きいとも言われます。
AXIORYはその点で、400倍〜1000倍という数字を現実的に利用できるレベルで提供している印象があります。
12-3. FXGTなどの最大1000倍と比べた際のポイント
FXGTは最大1000倍を標準とする口座タイプが存在し、AXIORYよりもレバレッジが高めです。
ただし、ゴールドやCFDなどに対する制限や口座残高に応じた段階制限などが加わる点では共通点が多いでしょう。
実際のところ、レバレッジだけではなくスプレッドや約定力、サポートなど総合的な条件を比べることが重要です。
12-4. レバレッジ以外(スプレッド、ボーナス、サポート)とのバランス評価
どのブローカーでもレバレッジだけが取り柄ではありません。
AXIORYはcTrader対応やスプレッドの安定、日本語サポートなどにも強みがあり、ボーナスはそこまで豪華でないものの、総合力で選ばれています。
他社と比較する際は、自分の取引スタイル(短期、長期、EAなど)を踏まえたうえで総合点をつけると失敗しにくいでしょう。
13. よくある疑問【Q&A】
Q1. 「ゴールドは本当にレバレッジが低くなるの?」
A. はい。ゴールドは通貨ペアと異なり、AXIORYを含む多くの海外FX業者でレバレッジが最大100倍前後に制限される傾向があります。これはボラティリティの高さを考慮したリスク管理の結果です。
Q2. 「レバレッジの設定を間違えるとどうなる?」
A. もし、意図せずレバレッジを下げてしまうと、必要証拠金が増えロスカットが近づく場合があります。逆にレバレッジを上げすぎると、含み損が出た際に一気に証拠金維持率が減り、ロスカットされやすくなります。
Q3. 「高レバレッジでもロスカットされない方法はある?」
A. 取引枚数(ロット)を抑え、損切りラインをきちんと設定するのが基本です。
また、証拠金を十分に入れることで、レバレッジが高くても実効レバレッジは下げられます。
Q4. 「株式CFDやその他CFDのレバレッジはどのくらい?」
A. AXIORYでは、株価指数やエネルギーなどのCFDを100倍前後に制限している事例が多いです。
正確な数値は銘柄ごとに異なるため、最新の取引仕様で確認しましょう。
14. 実際にAXIORYでレバレッジを活かすトレード事例
14-1. 通貨ペアでの短期デイトレ:レバレッジ400倍の運用例
例えば、Standard口座でレバレッジ400倍を設定していると、1万円の自己資金で最大約40万円相当の取引が可能です。
短期のデイトレでUSD/JPYなど主要通貨ペアを1ロット(10万通貨)持ちたいなら、証拠金として3,000円程度で済むこともあり、少額資金からアグレッシブに攻められるのが強みです。
14-2. ゴールドCFD取引:制限がある中でどう運用するか
ゴールドのレバレッジが100倍に制限されていると、必要証拠金が通貨ペアより多くなる可能性があります。
しかし、ゴールドは1日の値幅が通貨ペアより大きいケースも多く、短期間で大きな利幅が狙えるのが魅力です。
ロット計算を慎重に行い、急変リスクを見越した損切り設定を心がけましょう。
14-3. ナスダックなど株価指数CFDを使ったレバレッジ取引のシミュレーション
NASDAQ100(NAS100)を100倍のレバレッジで取引する場合、1ロットあたりの契約価値が数万ドルになるため、証拠金としては数百ドル程度が必要となるかもしれません。
相場のボラティリティを利用して、短期間で利益を伸ばすことも可能ですが、逆に一度の逆行で含み損が拡大し、ロスカットに繋がるリスクにも留意しましょう。
15. AXIORYの安全性・信頼性:レバレッジ以外の観点
15-1. IFSCライセンスの取得、分別管理など
AXIORYは、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)のライセンスを取得しており、無認可ブローカーではありません。
顧客資金を分別管理し、外部監査を受けるなど一定の信頼性を確保していると公式に発表しています。
ただし、FCAやASICのようなより厳格なライセンスではないため、最終的にはユーザー自身のリスク許容度で判断する必要があります。
15-2. 日本語サポート体制と評価
AXIORYは、ライブチャットやメール、電話などで日本語サポートを提供しています。
口コミでは「返信が早い」「丁寧で分かりやすい」と好意的な意見も多数。
一方で、問い合わせが集中する時期(大型連休前など)には多少遅れる可能性があるため、余裕を持った連絡が大切です。
15-3. 運営実績やユーザーからの口コミ
AXIORYは2013年頃からサービスを開始し、約10年近い実績を積んできました。
大きな行政処分や出金拒否などの大問題は報告されておらず、徐々に日本国内のトレーダーにも浸透している印象です。
主にcTraderを使いたいユーザーやECN口座志向のトレーダーが支持している傾向があります。
16. まとめ:AXIORY(アキシオリー)のレバレッジを使いこなすために
AXIORYは最大400倍〜1000倍のレバレッジを提供し、ゴールドや株価指数CFDなども取り扱っていますが、商品ごとにレバレッジ制限が設定されている点がポイントです。
特にゴールドでは100倍前後、株価指数では100倍前後など、通貨ペアよりも制限が厳しくなる傾向があります。
レバレッジを高く設定するのは利益拡大に繋がる一方、含み損が出た際にすぐロスカットされるリスクも増大。
ロスカット水準や口座残高によるレバレッジ段階制限などを理解し、リスク管理を徹底することが不可欠です。
最終的には、AXIORYの特徴(スプレッド、約定力、サポート、cTrader対応など)と合致した取引スタイルを選び、レバレッジを無理なく使いこなすことが成功へのカギと言えるでしょう。
17. 免責事項・リスク警告
本記事は情報提供のみを目的としており、特定の海外FX業者や金融サービスの利用を推奨するものではありません。
FX取引にはレバレッジを伴う高リスクがあり、相場変動による損失が発生する可能性が高まります。
海外FXの場合、日本国内の金融庁規制を受けないため、追証なし(ゼロカット)などのメリットがある一方、投資家保護が制限されるリスクも存在します。
最終的な投資判断は自己責任で行い、十分な調査とリスク管理を行った上で取引を開始してください。
18. 参考
- AXIORY公式サイト:https://www.axiory.com/
- IFSC(International Financial Services Commission):https://www.ifsc.gov.bz/
- 日本金融庁:https://www.fsa.go.jp/
AXIORYのレバレッジは、通貨ペアなら最大400倍〜1000倍、ゴールドや株価指数CFDなどでは制限が設けられています。
ただし、ハイレバを使うほど損失リスクも高まるため、余裕資金や損切りラインをしっかり設定して賢く運用しましょう。
